琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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あけましておめでとうございます。
2人が蛇ネタで書いていますが、魚のヘビが未登場、ということで書きます。
個人的に一番よく見かけるヘビはこれ、ゴマホタテウミヘビです。
ヒルギの根の周りや、汽水域のコンクリートの隙間からよく顔を出しています。

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昼間は普通鼻先しか見えませんが、夜には全身出てきます。
カニを襲って喰らいついているところ。なかなか獰猛ですね。

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再び昼間の光景。マングローブにはたくさんいるようで、狭い範囲のあちこちに顔が見えることも多いです。
ここでは2個体のゴマホタテウミヘビが同じ穴から顔を出していました。

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そんな2個体の前にスナゴハゼがいます。
昼間のゴマホタテウミヘビはハゼには興味なさげです。

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チャームポイントの第1背鰭の青い斑紋が輝いています。

まえだけん
多くの方々にコメントいただき,感激です.

公表の前に書いてしまおうと思います.

今回の論文では,両側回遊性ヨシノボリ3種の浮遊期の形態を比較しました.

実は,学会で発表した時の様子を過去に紹介していました.
http://teamichiba.blog.shinobi.jp/Entry/164/

これら3種の仔魚は,よく似ていて同定できるようなはっきりとした違いが認められませんでした.

しかし,それぞれが持つ特徴が成魚の生息場や近縁な河川性種の有無とリンクしているようで
非常に興味深い結果が得られました.

得られた結果から,できる限りの考察(妄想?)をしています.

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1356585062
↑種分化する舞台となったかもしれない滝(例)

両側回遊性の生活史を持つ分類群は,
河川性の大きな卵を産む種を近縁に持つことがあります.

彼らが一体どのような環境で種分化し,現在の形質を獲得したのか,
これまでにも多くの研究者が推測してきました.

真相は,未だに謎ですが,今後その謎が解き明かされた時に
今回の論文が何かの役に立っていたらうれしいですね.

公表されるのはまだ先ですが,興味のある方は,ぜひ,目を通してください ミ(ミミズハゼ)


ミミズハゼ氏が書かないので、書いてしまいます。
ヨシノボリ属仔魚の論文が受理されました!!
http://www.publish.csiro.au/view/journals/dsp_journals_pip_abstract_Scholar1.cfm?nid=126&pip=MF12234
Marine & Freshwater Research のサイトにAbstractだけ公開されています。

論文の内容は、パブリッシュ後にミミズハゼ氏が紹介してくれるでしょう。

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育った稚魚を使って実験。
続編にも期待しています。

まえだけん


前回紹介し忘れたもの。
アパリの市場で仔魚を売っていました。しかもハゼっぽい。

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何の仔魚かな、と思ってよく見ると、お腹が黄色いのが混じっていました。
黄色いのは卵です。このハゼは幼形成熟のGobiopterusで、仔魚とほとんど同じ姿の成魚が混じっていたのでした。
これが今回一番初めに見たハゼになりました。

まえだけん
こんにちは.

研究員の石川です.先生やまえけんさんたちと行ってきたフィリピン旅行記の続きを書きます.
久しぶり(5年ぶり?)の日記です.

サンプリング最終日に,まえけんさんとガイドのバーニーと3人で幹線道路から見えた滝へと向かいました.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885211
滝までの道案内をしてくれた地元の青年アルフレッドとパトリック.ガイドのバーニーと.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885346
丘をいくつか越えて滝へと向かいます.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885348
モーモー.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885213
途中には天然の温泉もありました!入りたかったけどまだ目的地についてないのでぐっと我慢.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885347
田んぼを抜けて,


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885215
滝に到着!


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355885345
滝の前で仁王立ちのまえけんさん.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355889261
川の中には綺麗なボウズハゼ類や,


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1355889260
こいつらもいました笑

市場で魚を見るのも良いのですが,自分で川に入って魚を観察する方がやはり楽しいですね.

てつ


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沖縄に帰ってきました。
ルソン島の紹介、今回は市場編です。

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今回の目的地は、ルソン島北部、カガヤン州のアパリ~サンタ・アナです。
アパリ周辺は、水田が広がり、とても広々しています。

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道も一直線。

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アパリは、その中をゆったり流れるカガヤン川の河口の町。
アパリの市場では、周辺の汽水域やクリーク、湿地帯の魚がたくさん売られていました。

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ハゼがたくさん売られているので、楽しいです。
おばさんたちが指差している中央下がハゼの山です。左はテラピア。

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拡大するとこんな感じ。沖縄ではレアなハゼもいろいろ混じっています。

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鮮度は良く、カワアナゴ属やアベハゼ属はまだ生きてます。
カブキハゼもピチピチ飛び跳ねていました。
市場の魚は回転が速いようで、どんどん売れて、かわりに新しい魚がどんどん入ってきていました。

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赤いのが顔を出しています。

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こんなのも見つけました。

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アミにまみれた小魚を選り分けています。売れる魚があるようには見えませんでしたが、アカウオやアサガラハゼの類など掘り出し物がたくさん混じっていました。

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こちらはアパリから80 kmほど離れたサンタ・アナの市場。
ここのハゼはアパリなどから運ばれてくるものが多いようでした。

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ツムギハゼを売っていましたが、毒はないのでしょうか。

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雑魚も売っています。えだごんべ氏が紹介してくれると思うので、写真1枚だけ載せておきます。

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市場のまわりではご飯もよく食べました。
これはアパリの市場で食べた朝ごはん。
暗くて正体不明だったりしましたが、どれもおいしかったです。
濃いめの味付けで、ご飯が進みます。

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サンタ・アナの市場で食べたこのスープ、皆気に入って、その後ここのお店の常連になりました。
そういえばハゼ料理を食べませんでした。残念。

まえだけん


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