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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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ベトナム紀行最終回はハノイ編。
ハノイに戻るとやっぱり寒かったです。
ベトナムでは朝にフォー(ベトナムで一番ポピュラーな麺)を食べることが多いそうです。
柑橘をしぼっていただきます。



ハノイ教育大学本部前。
バイクで行ったので、ヘルメットかぶってます。



Faculty of Biology。
右は、今回ベトナム中部へ一緒に行ったハウさん。
ここはハウさんの大学です。
2日間でたくさんの人に会いましたが、日本で勉強した方が多いのが印象的でした。
皆それぞれお茶を入れて歓迎してくださいました。



ここは標本庫です。



ハゼの標本もありますよ。



大学の近くの市場に行きました。
コイ科の魚が多いです。



なぜかカラシン。エアレーションして生きたまま売られている魚が多いです。
ハゼはないようです。



ハウさんのお宅で夕食をごちそうになりました。
ごちそうが山盛りです。



さらに、なんと、ハウさんの奥さんがハゼを用意してくれていました。
コンジキハゼがいっぱい。
しかし、山盛りのごちそうの数々にお腹いっぱいになってしまい、ハゼにたどりつくことができませんでした。うーん、残念。
というわけで、翌日の夕方にまたお邪魔していただくことになりました。



翌日は、大学へ行った後、少しハノイ市内を見て回りました。
最初に行ったのは民族博物館。
これは水上人形劇で使われる人形だそうです。



すごいの見つけました。



これはFish trap。



手前の小さいのは、



Goby fish trapです!
中部高原地域の少数民族のものだそうです。
どんなハゼが採れるのでしょうか。



ハノイ最大の市場へも行きましたが、魚はほとんどありませんでした。
これはチョウザメ。養殖しているようです。
目の前で売れていきました。



ハノイで一つだけ行きたい場所をリクエストしました。
それはホン川(紅河)。ベトナムでは、メコン川に次ぐ二番目に大きな大河です。
日本にはない大河を見ておきたかったのです。
市街に沿って流れているので、お安いご用ということで、連れて行ってくれました。



ホン川にかかるロンビエン橋。
とても古い橋で、完成当時、世界で2番目に長い橋だったそうです。
1899-1902と書かれていますね。パリのエッフェル塔とも関係があるそうです。

川が見えるところまで歩いて行ってみることにしました。
初めは街の上を歩いて行きます。



しばらくして、気付きました。
歩道は、錆びついた鉄骨に薄ーいコンクリート板が渡してあるだけです。
しかもところどころ欠けている。
古い橋だけになんとも恐ろしい。

しかし、川を見るためにはここを歩いて行かねばなりません。



すぐ近くに新しい橋があって車はそちらを通るようで、
この橋を使うのは、電車とバイク、歩行者だけです。
歩道は怖いので、バイクが来ない時はなるべく車道を歩きました。



さすが世界第2の大橋(100年以上前の、ですが)、
街を抜けても河川敷が広く、ホン川本流ははるかかなたです。
遠くにかすんで見えるのが対岸。



橋の上でも魚を売っていました。
丸々太った、立派なナマズとコイの仲間です。
焼きトウモロコシもありました。



ついに到着。ホン川です。大きいです。
どんな魚がいるのか見当もつきません。
橋の上で売っていたような大きな魚が住んでいるのでしょうか。
英語ではRed Riverと言いますが、なぜRedなのかは不明でした。

川岸に降りて川を眺めた後、再びスリリングな橋を歩いて戻りました。



さて、再びコンジキハゼです。
今度は調理済み。おいしそう!


コンジキハゼをパクリ。
初めは、今日は軽く、という話しでしたが、またまた苦しくなるまで食べて、空港に向かいました。

ベトナムではハウさんとご家族の皆さまにとてもお世話になりました。
コンジキハゼまで食べられて感激です。ありがとうございました。

まえだけん
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ベトナム中部で見た漁業、水産関係を紹介します。
川の下流の様子を見に行きました。
沖縄と違って川が大きいです。



川の真ん中で何かしています(上の写真の中央左側)。



様子を見ていたら、川の中から巨大な網が出現しました。びっくり。



どんどん上がってきます。
右の足場からロープを引っ張って棒を立ち上がらせ、それで網を持ち上げる仕組みのようです。



十分巻きあがったところで、ロープを固定し、小舟が出動。
これがまるで一寸法師が乗っているようなお椀形の舟なのです。



網の中央に魚を取り出す口があるのですが、この時は魚が少なく、
十数個体しか採れていないようでした。銀色の魚でした。



こちらは河口。この網、あちこちにあります。



ここでは岸から巻き上げるよう、セットされていました。
これがロープを巻き上げる装置です。全て人力です。



カニかごを山積みにした舟もありました。
以前ベトナム南部へ行った時には目玉模様が書かれた派手な舟をたくさん見ましたが、
この辺の舟には目玉模様はないか、描かれている場合でも細長い目で、南部とは違うようでした。



ここは市街地近くの海岸。
一寸法師型の舟がいっぱいです。よく見ると竹かごでできているようです。



上手に操っています。このあたりではポピュラーな舟なのでしょう。



地曳網をやっていました。



採れた魚がすぐに道端で売られていました。



ニシン科。



アジ科。



これなら市場も期待できるのではないかと思い、行ってみると、、、。
奥に見える野菜コーナーは山盛りですが、魚はどう見ても終わっている様子。



一応、端っこにナギナタナマズが置かれていました。
初日に食べたさつま揚げの材料はこれだったようです。



夕方だったので仕方ないかなと思いましたが、それでも探してみると、別の一角で魚が少しだけ売られていました。



そしてついにハゼ発見。コンジキハゼです。それも立派なのばかり。
(これでハゼカテゴリーにできますね)。



市場の近くには漁具を扱っているお店が並んでいる一画もありました。
刺し網や救命胴衣がたくさんぶら下がっています。



きれいなカゴ。



カラフルなたも網もありましたが、ハゼを採れそうな目合いのものはありませんでした。



こちらはもう少し小さい町の市場。魚のコーナーは川べりにあります。



ここにも魚はほとんどありませんでしたが、変なのを見ました。これは何?



空港近くの街角にあったお土産物屋の棚にいいもの発見。
外国人向けのお店ではなかったのでベトナム語しか書かれていませんが、Ca Bongというようです。
Caは魚です。Bongは何だろう?



マーブルゴビーです!もちろん買いました。まだ食べてないので楽しみです。

まえだけん


ベトナム、4種めのヨシノボリ属。オスは顔の赤い模様が目立ちます。



本種はスレンダーな体型が特徴でした。



鰭がきれいなのですが、川の中では、きれいに広げてくれませんでした。
水槽で撮りました。



普通にいましたが、4種の中では一番個体数が少ないようでした。



メスは控えめな模様です。



トロピカルフルーツの中で一番好きなのは、ドラゴンフルーツ。
ベトナムのは、沖縄のより大きくておいしいので、毎日食べていました。
ベトナムではタンロンというそうです。



観察中の私。長い間、クモが頭に乗っていたようです。



さて、魚の続きです。
ドンコ科のハゼ。第1背鰭に7棘あるのがユニークです。



ドジョウの仲間(タニノボリ科のMicronemacheilus?)。
Schisturaと違って、これは底についているというよりは、水中を自由に泳ぎまわっていました。
泳ぐ姿は、一見コイ科のようにも見えました。
体側がちょっとグリーンできれいです。



テラピアもいました。ジルでしょうか。
そういえば、グッピーはいませんでした。



カマツカのような魚。



ドジョウの仲間。



ギギの仲間。



トゲウナギの仲間。背鰭が変でした。



コイ科のPuntius。コイ科はよく分からないのがいろいろいました。
ベトナムの川の魚の顔ぶれは沖縄とは全く違っていました。



ヨシノボリ属。これは最初(ベトナムの川)に紹介したのと同じ種です。



真っ黒になって、お腹の大きなメスに求愛していました。



刺し網を持って歩いている青年たち。何がとれるのか。
パンツ一丁ではさすがに寒いはず。



スネークヘッドの塩焼きを食べました。おいしかったです。



エビフライ。というか、素揚げにパン粉が山盛りにふりかけられています。
これもおいしかったけど、すごい数。



スネークヘッド。川岸から見ていたら、目が合いました。

まえだけん


ベトナムの川の魚、第2弾です。
ゴクラクハゼでしょうか。



沖縄のとは少し顔が違うような気がします。



婚姻色のオス。赤いです。
ヨシノボリ属は同じ場所に4種いました。



ハスみたいな口のコイ科。と言っても、ハスをちゃんと見たことないのですが。
泳いでいる時には、吻端と背鰭がオレンジ色に見えました。



3つめのヨシノボリ属。
この種はとても小さく、スレンダーです。



個体数は、これが一番多いようでした。



オスはのどに赤色と青むらさき色の模様があります。
オスが争う時にはのどを膨らませてここの色をアピールしていたのですが、残念ながらうまく撮れませんでした。これは小さな水槽に入れて撮りました。



少し顔が黒い個体。



婚姻色のオスは黒くなるようです。



メスには赤い模様はありません。
ヨシノボリ属4種の中ではこれが一番上流に分布するようで、上流に行くと本種だけになりました。



上流には、ナガノゴリみたいなハゼがいました。
Tridentigerではなく、Papuligobiusになるようです。



チチブ属にそっくりなのに、ヨシノボリ属より上流にいるところが面白いです。



再び、タニノボリの仲間です。
前回紹介したものと同じなのか違うのかよく分かりません。



なかなかかわいいです。



模様が細かい個体。



上流では、コイ科の顔ぶれも違うようでした。Osteochilus?
上で紹介したハスみたいな魚は上流にはいませんでした。



今日の料理はカエル。
カエルは何度か食べたことがありますが、これが一番おいしかったと思います。



ウズラ。堅くてイマイチでした。

まえだけん
 

間が空いてしまいましたが、ベトナムの川の魚を紹介します。
まず目指すのは、遠くにかすんで見える山の麓。



市場に寄ってバケツとお昼ご飯を調達します。
お昼はいつもフランスパンのサンドイッチでした。



旧正月前なので、色鮮やかな飾り物をたくさん売っていました。



良さそうな川を見つけました。
水量は多く、流れが強いです。



川岸には牛がたくさん。



川に入ると、早速ヨシノボリ属が見つかりました。



太めの体型で、雄の第一背鰭には青白い色と黒の点があって、尾柄はオレンジ色です。



ヨシノボリ属を見ていたら、横帯の目立つ細長い魚が飛び出してきました。
一瞬ナンヨウボウズハゼ属かと思ってしまいましたが、ドジョウの仲間(タニノボリ科のSchistura)でした。



尾鰭は赤っぽいです。



ほどなく、本物のナンヨウボウズハゼ属も見つかりました。
Stiphodon multisquamus、沖縄で見たのと全く同じに見えます。
これはオス。



こちらはメス。とてもたくさんいました。そして大きいです。




ヨシノボリ属の横に平べったいのがいます。



これもタニノボリ科の魚です。
腹側から見ると心臓が動いているのが見える変なやつです。



胸鰭と腹鰭の基部に砂粒が付いているように見えますが、そうではなくて白い模様なのです。

他にもいろいろいましたが、写真の整理が出来ていないので、今日はこの辺で終わりにします。



最後に一つ料理の写真を紹介します。これはタウナギの鍋です。
タウナギはぶつ切りで入ってます。
ちょっと写真が悪くておいしそうに見えないですが、おいしかったです。

まえだけん



ベトナムに来ています。
と言って、いきなり日本の写真ですが、これは屋久島です。
関西経由なので、まず北上。珍しく雲がなくきれいに見えたので撮りました。
四国もくっきりでした。

fe89cdc8.jpeg

関西からベトナム北部のハノイへ。
青い機体がきれいです。
とベトナムで言ったら、この色には戦争が続いていたベトナムがこれからは平和であってほしいという気持ちが込められている(または彼がそう思っている)と聞きました。

468b50f5.jpeg

今度は有明海が見えました。
残念ながらこれ以降はずっと雲に覆われ下界の様子はわかりませんでした。
機内のアナウンスで、到着地の気温は12度と言ってます。
間違いじゃないかと思っていたら、本当でした。
この日のハノイは沖縄よりずっと寒く、乗り継ぎの飛行機を待っていたら、夕方には10度になりました。
沖縄より暖かいはずと思い込んでいたので、びっくり。
沖縄は20度くらいあったのですが、、、。ハノイはとても寒いです。
アユがいるのも納得できる気がします。

もう一度飛行機に乗って1時間ちょっと南へ向かい、ベトナム中部のダナンに到着。
夜ですが、20度。沖縄と同じくらいか、もう少し暖かい感じでホッとします。
これなら川に入れそうです。

a007d19d.jpeg

ホテルの近くを歩いていたら、レストランの水槽にハゼを発見!
とても細長いトビハゼの仲間です(PseudapocryptesまたはParapocryptes?)。

2a7b37b1.jpeg

食べてみることにしました。
生きてます。そのまま鍋に入れてフタをします。

e4e2f984.jpeg

ハゼは鍋の中。
山盛りの野菜がベトナムらしいです。

e917ea9f.jpeg

できました。
この鍋、パイナップルとかトマトとかいろいろ入っているのですが、おいしかったです。

ナギナタナマズのさつま揚げみたいなのも食べました。養殖されているそうです。
コショウが丸ごと入っていて辛い。

初日からハゼに出会えて満足です。
すでに数日たっているので、また続編書きます。

まえだけん


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