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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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奄美から苦労して持ち帰った“あのハゼ”の卵は...

http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1337826809

残念ながら孵化しないみたいですね.

でも,少し興味深い産卵生態が明らかにできるかもしれません.

今後の調査と解析に期待です.

沖縄島でも卵を見つけられるよう頑張れ!!

私のカンでは,最初が肝心.多分暑くなってからではなかなか難しいかもしれません.


http://blog.cnobi.jp/v1/blog/user/141175248d6785ffe3794f91c3bcfa7d/1337826810
↑おまけ “かつおサブレ”

実家に帰省した時のお土産です.

一つ一つの袋だけでなく包装紙にもカツオが描かれており,
箱は,トロ箱に似せて作られていて,なかなか凝った造りです.

包装紙と箱は,早々になくなっていましたが,どなたかのコレクションになったのでしょうか?

空港では売っていないようなので見つけるのが難しいかもしれませんが,
カツオ好きの方はぜひ探してみてください.   ミ(ミミズハゼ)
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梅雨に入ってからずっと良い天気が続いていましたね(今夜から久しぶりに雨です)。
4月からの雨で川には水が多く、とてもきれいです。

水温が上がるこの時期、ハゼにとっては季節の変わり目です。
写真の魚、テンジクカワアナゴは産卵を始めたようです。

1d61f2d1.jpeg

こちらはアヤヨシノボリのオス。
写真右奥の石の下に産卵床を準備中です。

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石の下からせっせと砂利を運び出していました。
頬が黒ずんで、いつもとは違った顔に見えます。

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このメスは、この巣穴がかなり気になっている様子。
ずっと巣穴のそばにいて、しょっちゅう覗きこんでいました。
巣穴の入り口には、出てこようとしているオスの顔が見えます。

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一方、オスは、まだ作りかけなんだから邪魔するなと言わんばかりの様子。

c7f35cfc.jpeg

それでも居座り続けるメス。

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立派な鰭ですが、尾鰭が欠けています。
テンジクカワアナゴとは逆に、アヤヨシノボリの産卵期はもうすぐ終わりです。
冬から続いた産卵期の間に傷ついたのでしょうか。

977ab070.jpeg

こちらはシマヨシノボリ。腹鰭がきれいでした。
シマヨシノボリの産卵期ももう終盤です。

産卵期が終わるハゼがあり、これから活発に産卵するハゼがあり、結局一年中ハゼの季節なのです。

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おまけですが、たまには雑魚を。
オオクチユゴイです。巨大な個体が岩の隙間に潜んでいました。

まえだけん

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ミミズハゼ氏が書いてくれたとおり、ずっと飼育室で飼っていたブナカ(Bunaka gyrinoides)が美ら海水族館に引っ越しました。

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飼い始めた頃は、川に入ったばかりでまだ尾鰭が二叉している仔魚でした。
もうすぐ7歳のはずです。

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これが旧生息環境。
まだブナカが住んでいますが、当然姿は見えません。
普段は右端の植木鉢片に覆われた石の下に潜んでいてめったに人前に姿を見せませんでした。

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石をめくって確認すると、思っていたより立派に育っていて、安心しました。

7e2997c0.jpeg

美ら海へ到着し、新居に入居する瞬間。

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これが新しい生息環境です。右奥に頭が見えていますが、分かりますか?
ちょっと狭いので、もう少し大きい水槽が空いたら移してくれるそうです。

Matsusaki.jpg

水槽にブナカと書くM崎氏。立原研の卒業生です。
彼のリクエストにより寄贈することにしました。
水族館の飼育技術で大きく育ってくれることを期待しています。

注意:ブナカはバックヤードにいて、たぶん展示の予定はありません(観客が殺到しすぎて大混乱になるからでしょう)。どうしても見たい人はM崎氏にご相談ください。

3ea4c2ae.jpeg

研究センターのオカメハゼ氏のところにも行ってきました。
左手の下にあるのは、自作の集魚灯トラップだそうです。

まえだけん
飼育室のブナカがちゅら海水族館へ引っ越します.


↑引っ越し前の計測

標準体長127 mmまで育ちました.


↑横から


↑前から

ブナカとの出会いはもう7年前になりましょうか.

ミナミヒメミミズハゼの調査をしていたころ,まだ透明なブナカを何匹も発見しました.

当時はブナカの存在を知らなかったということもあり,
テンジクカワアナゴの加入個体がたくさん採れる日だなと思っていました.

2個体だけ持ち帰って先輩に見せると“生きている”と大興奮.

加入直後と思われるブナカは,固定標本があるのみだったようです.

その後,追加で採集されたうちの1個体がこの子です.

加入個体がまとまって採集されたのはこの年だけでしたが,
ミナミヒメミミズハゼの調査の頻度と相関があるかもしれません.

ブナカを採集したいあなた,ミナミヒメミミズハゼの調査をしてみたらいかがでしょう?
                                         (ミミズハゼ)


とってもプリティーと評判のハゼを紹介します。
サイトウくんと行った川でヨシノボリ属の仔魚に混じって遡上していました。
この個体は黄色が目立ちますが、

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こちらの個体は赤も目立っています。

2a7ced55.jpeg

透明なので、白い背景で見ると色素胞の配置がよく分かります。

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美しいですね。
また飼育することにしました。

飼育中ほとんど姿を見ることがないこの魚。
隣の水槽の砂利の中では、3年前のちょうど同じ日に採集したハゼが育っているはずですが、最後に生存を確認したのはいつのことだったか。

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6aa4dc7f.jpeg

ちなみに標準体長7~8 mmほどです。

まえだけん



沖縄滞在中のサイトウくんとフィールドに行ってきました。



リゾート地のビーチにしゃがみ込んで何やら探しています。



「あそこに良いしげみがありますね。きっとエビがたくさんいますよ」とサイトウくん。
その後、良いしげみを探っていました。



川を歩くサイトウくん。
久しぶりにナガノゴリと対面し、川にいた子供たちにも見せてあげていました。



今日一番驚いたのはこれ。
犬がマングースをくわえて通り過ぎたのです。
その後話した飼い主らしきおばさんも「狩りまでできるかねぇ」と驚いていました。



帰りにもビーチをほじくり、またマングローブに立ち寄ってヒルギも集めていました。

滞在中ずっと研究室で作業を進めていたサイトウくん。
最終日にフィールドを満喫できたようで良かったです。

明日、徳島に帰るそうです。

まえだけん


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