琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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こんにちは。
先週末に奈良で開催されたゴリ研究会に,まえけんさんと参加してきました。 大御所の方々も参加されて,盛況でした。
きれいなキャンパスです。
発表会後は,大学のキャンパス内の里山修復プロジェクトの見学をさせていただきました。 やぶを切り開いて,水田や池をつくっているそうです。
新緑もきれいでした。
いいだ PR
この前の流下調査(4月21日の日記)の続きで,ミミズハゼ属の1種を採集に行ってきました.
今日こそはと思い,シャベルを持って行ったりもしたのですが... ↑ミミズハゼ残念の舞い ミナミヒメミミズハゼは,比較的たくさん目にしましたが,目的の種が採集できませんでした. そもそも,ミナミヒメミミズハゼより小さい(と思われる)種が ミナミヒメミミズハゼと共存するように産卵しているのだろうか? 地中深くに産卵しているとしたら,孵化仔魚は,砂利に引っ掛からないのだろうか? そして,どうやって日没を感知しているのか? ↑この河口を通過しないと上流には行けないはずなのになぁ. と思いながら眺めて帰って来ました. 謎の多い生き物です. ↑全くの別枠で1年生を相手に基礎ゼミをしました. あまり面白くない話をしてしまったなと思いましたが, 1年生たちは,真面目に聞いてくれました. ただ,何かに不安を感じているような質問が多かったように思います. 「スランプになった時はどうやって立ち直っているのですか?」 常にスランプなので立ち直るも何も・・・ Dr. スランプでした. ミ★
流下調査に行ってきました.
この川では,春と秋にミミズハゼ属の1種の流下仔魚が採集されています. ですが,未だに成魚が確認されていません. 今回は,短い間隔でプランクトンネットを仕掛け,産卵場を特定させようというのが目的です. ↓ネットの設置準備中. 調査を行うのは,日没直後なので明るいうちにリハーサルをしました. 翌日,現在建設中の研究施設に視察を兼ねて行ってきました. ↑記念撮影 ↑ひたすら長く廊下が続きます.人が通ると勝手にモニターがつき,とにかくすごい作りです. 眺めも良く,休憩できる場所もたくさんあり,まるで博物館かリゾートホテルみたいでした. 中で顕微鏡を使わせてもらい,仔魚のソーティングをしました. 今回の調査で産卵場が限定されたので,もう少しで成魚に辿り着けるかもしれません(ミミズハゼ). 昨日、ヨコシマイサキの標本を解剖しました。
ヨコシマイサキはこんな魚です。川の淡水域に住んでいます。
平べったいトゲトゲした魚ではありますが、なかなかチャーミングです。
自転車のカゴに産み付けられたテンジクカワアナゴの卵塊。これもとても小さいです。
ちょっと前にパソコンの下に住むテンジクカワアナゴも紹介しましたが、本来清流の魚であって、ゴミが好きなわけではありません。 どちらもわりとオープンな産卵巣に卵を産みつけ、親が卵塊を守っています。
ヨコシマイサキはそんな巣から卵をしつこく奪って食べていたのでしょう。悪いヤツめ。
たまには雑魚を見てみようと思ったのですが、結局最後はハゼでした。
まえだけん |
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