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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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どうも,たいがです.

前回の日記で,学会のことを書きますと言いましたが,あまりネタがありませんでした.


・・・というわけで,今回はそのあとの宮古調査について書こうと思います.


ちなみに宮古島の位置はこんな感じ.


 飛行機で30分くらい,とても近いところにあります.


立研ブログをよくご覧の方ならわかると思いますが,去年から3,4回は行ってます.








今回はいっぺー,だいじゅんに手伝いをお願いしました.

旅館で泊まりながら作業を進めます.

The 男の部屋って感じですね.






着いた日は時間が微妙だったため,すぐに釣りを始めます.

ウツボ筒用の餌を確保しなければ!







小物釣りだとほぼ入れ食い.こちらはゴマモンガラ?キヘリ?


餌の確保はどうにかなりそうです.








そして筒を投入!!入ってればいいなあ.










小物釣りしている自分を横目にいっぺいは大物を狙います.



結果は・・・


はてさて






2日目からは自分の調査をしに干潟へ.

最近何度か宮古島へ行っているので,下見も必要なし.












マングローブの有名な河口干潟にもいきました.


ここは一番面白い干潟です.







河口の方では泥っぽいところと砂っぽいところの両方を見ることができます.









かつての相棒,フタスジノボリハゼ Amoya moloanus

顔が丸くてかわいいですね.










こちらはトサカハゼ Cristatogobius lophius 

名前のとおり,頭にトサカのような皮弁が生えています.

なんと天皇陛下が研究なさっていたハゼでもあります.




一方,こんなハゼも.








ケショウハゼ Oplopomus oplopomus  カラフルな色がちりばめられていて,きれいですね.

((((((ノ゚⊿゚)ノ < ハゼのほうせきばこやー!


ちなみに近縁種には,少し地味なウスゲショウハゼという子もいます.

なかなか秀逸なネーミングセンスだと思います.笑











2日間この干潟には通いましたが,いい天気に恵まれました.

どこまでも突き抜けるような青空.ほとばしる汗.走る後輩.

青春かっ!!て突っ込みたくなるような景色が,そこに・・・










一平も遠い目でどこかを見つめています
ありし日の何かを思い出しているようでした











冗談はさておき.笑




かえったら早速ソーティング.3人だと早い早い!

あっという間に終わってしまいました.





いっぺいが,早く飲みに行きたいがために頑張っていたおかげかもしれません.




そんなこんなしているうちに台風が!!









ぎゃー直撃コース!!!


ということで今回は早めに調査を終えることに.



あれ,デジャブだなあ








最後にはいっぺいの実家がある伊良部島の干潟へ向かいます.











今までとは違って砂っぽい干潟.ところどころ藻場も見えます.











全てのサンプリングを終え,なぜか始まる撮影会・・・笑




その後,2人の要望で近くのビーチへ.






















前日までは調査の疲れでこんなんだった2人も















元気にはしゃいでましたとさ.












たくさんお酒も飲めてよかったね.




こんなところで今日のブログは終わります.


え?ウツボはどうなったかって?
それはまたつぎの機会にでも.










Taiga


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こんにちは,みおです.
先日,魚類相の調査に行って来ました.
調査地は,沖縄有人島最北の伊平屋島です.
メンバーは,つばめ先生,ふぁびさん,IF映,わたしの4人です.

とりあえず,私は海編をお伝えしまーす.
(写真いっぱいで長くなっちゃいました.)


こちらの立派な船で向かいます.
所要時間は約1時間半.

お昼ご飯を食べたらさっそく海に向かいました.
ザ・離島な風景がひろがります.きれい!



今回の調査では,海班は主にシュノーケルとスキューバで観察を行いました.
ではでは,その一部を紹介したいと思います.

”ドリー”として人気になったナンヨウハギyg.


砂地に点在する根のまわりには魚がたくさん泳いでいます.
タカサゴとスカシテンジクダイ.


岩の下を覗くと,,,
60cmありそうな大きなモヨウフグがホンソメワケベラにクリーニングされていました.
 

遊んでばっかりじゃないですよ.
水中では一生懸命メモをとっております.
 

次から次にいろんな子達が泳ぎ回るのでメモが追い付かない!
パニックです.
 

さらにさらに,いつもは気に留めないような魚を見ては頭を抱えます.
この子は,ハゼ図鑑によるとイソハゼ属の1種-4ということでした.
もう,それはわからないよ!
 

ちらっ.
あぁ,君だれだけ?会ったことあるよねー,,,
ヒトスジイシモチでした.
 

サンゴの隙間ものぞきまくります.
こちらはアカネダルマハゼ.
 

かろうじて確認できたカサイダルマハゼ.
 

こんな感じで3本のダイビングはあっという間に終わってしまいました.
お世話になったノースアイランドのよしDさん,ありがとうございました!


さいごに,
調子に乗ってショップさんお手製のブランコを破壊したIF映くん(笑)


大事な作業を忘れるところでした.
帰ったらリストアップの作業が待っています.
図鑑さまさまです.(ベラ&ブダイという図鑑にとっても助けられました.おすすめ!)
 

しかしここで終わらない魚類相調査.
こうしてへとへとになりながらも夜釣りに向かうのでした.
つづきはまた他の人が書いてくれることでしょう.

ではでは.


どうも,ごぶさたしていました.たいがです.

実はここのところ1ヵ月ばかり遠征していました.いろんなところを転々としていたので,何回かに分けてご紹介しようかと思います.ちなみにけっこうながいです.


まずはじめは九州編!鹿児島と宮崎に行ってまいりました.
鹿児島と言えば桜島の周りを囲む錦江湾や,坂本龍馬が新婚旅行に行ったという霧島温泉が有名ですね.


しかし,くにしまが向かうところはもちろん・・・
























干潟ですよねー



本土で調査を行うのは初めてだったのですが,沖縄に負けず劣らずいろいろな干潟がありました.







めちゃくちゃ広大で










コチの子供がいるような砂干潟かと思えば・・・










もう腰くらいまで浸かっちゃって










調査のお手伝いをしてくれた鹿児島大学本村研の上城さんがへとへとになるくらい
どろっどろの泥干潟だったり.










中には桜島をみながら調査できる贅沢な干潟もありました.



そしてそして,もちろんそこで見られる魚たちも,沖縄とは違ってきます.








こちらはチクゼンハゼくん.
沖縄では見ることのできないウキゴリ属の一種です.
ウキゴリの名の如く,中層を泳ぐ仲間もいるそうです.










アクアトトぎふでみた「ウキゴリ」ちゃん.
確かに浮いてますねえ.








遠征しているときも普段とやる子とは変わりません.
調査からかえって来たらすぐにソーティング.
まずはごみと魚をより分けて,大まかな種の判別と個体数を数えます.
干潮の時間が遅くなればなるほどサンプル処理の始まりも遅くなって・・・


大潮の週なんかは生活リズムが潮に支配されているのをひしひしと感じます.笑


そんなこんなで10日ほど本村研でお世話になった後,宮崎へと向かいます.








宮崎では,宮崎大の延岡フィールドでお世話になりました.

陸の孤島だよとは聞いていましたが,確かに・・・!


しかし,歩いて50秒もすれば海へ行けるという好立地.




海から近すぎて室内にふつーにフナムシがいたりします.



 



でも!仕事中にふと釣りがしたくなったら,ほーら.
素晴らしいですねー.
こちらの方々は今回お世話になった村瀬研のみなさま.
村瀬先生は赴任されたばかりで,人数はまだ少ないですが,楽しい研究室でした.





ちなみに・・手前の彼に見覚えはありませんか?





数年前まではこんなにも似ていたのに‥
今や体形が同定形質になりそうですね.泣


もちろん宮崎でも干潟に行ってきました,が!!!!









なんと台風が宮崎に直撃・・・

台風が来る前から雨がざあざあ降ってしまい,どうにもならない状態に.
結局2ヵ所しか回ることができませんでした.



このとき,台風がきて時間ができたので,大分と宮崎の県境に小さな淡水魚の水族館があるというので行ってきました.








番匠川のほとりにある番匠おさかな館.
道の駅のようなところにあるのですが,温泉も隣接してました.









やはりというべきか,入って初めの水槽はアユが展示されていました.
内地の淡水魚って言ったらアユだよねー.



奧に進んでいくと・・・






お,アベハゼ!!
近縁種であるイズミハゼとナミハゼを卒論でやっていた自分にとっては,
生きた姿を見てみたかった種類の1つです.
内地ではたくさんいる雑魚の一つですが,なんとなくうれしい気持ちになりました.




あらかた見終わって,さて帰ろうと思っていたら・・





出口近くにこんな本がありました.






おもしろそう!




中を開くと,すごろく形式でアユの一生を追っていくみたいです.
ページをくっていくと,













不本意ながら笑ってしまいました.









他にもボラやアジ,コチ,鳥などの様々な生き物(もちろん人にも!)に食われそうになりながらもアユたちは成長していきます.








最後に産卵して,ようやくゴールできるのでした.
大分の端っこですが,行く機会があればぜひやってみてくださいね.








こうして九州での調査を終えたくにしまは魚類学会へと旅立ちます.
岐阜での様子はまた次回にでも書きましょうかね.
期待せずにお待ちください..


たいが

先日鹿児島で行われた魚類生態研究会なるものに参加してきました.





なぜか飛行機がとれなかったのでフェリーでいく事に.
出発する時間はまだまっくらです.







いきなり事件発生.ばやしーの所持金150円.チケット買う時に発覚.
平身低頭のばやしー.不安なスタートです...








乗船後3分で眠りにつくいふえ.








一方,ばやしーはゼミの論文を読むのであった.


沖縄から鹿児島までは25時間もかかるのです.
論文も読めちゃうよねー.







鹿児島に着いた頃には朝に.あいにくの雨模様.
お風呂に入れなかったので,駅の近くにある温泉へ.
その名も西田温泉!2人のテンションが上がります.
(立研のみんなはなぜかわかりますよね?)

朝から温泉入れるとか鹿児島の人いいなあとかいいつつ鹿児島大学へ向かいます.



 



早く着きすぎたので,鹿児島大学の実験室やら研究室やら見学させてもらうことに.
「うわあ.きれいだなー」
・・・うちとは比べようがないですね.
時間が来たのでもどります.





開会の言葉.今回の世話人は鹿児島大学の久米先生です.
内野研究室では,奄美のリュウキュウアユ調査でおなじみですね.
思ったよりたくさんの人がいましたが,知った顔も多くいたので,少し安堵する人見知り3人なのであった.






1日目の発表は無事終わり.
3年生の2人も積極的に議論に参加していました.感心感心!
研究会ということもあり,学部生から院生まで幅広い年齢層,専門の発表が多くて新鮮でした.







夜はお楽しみ,懇親会!
我らがOB,えだごんべ氏や堀部の兄弟,みーきーくん.
お元気そうでなによりです.







3年生の2人も楽し気.
奧から手招きされたので,いってみると指遊びで負けた人が飲むという鬼畜ゲームをしておりました.2人ともあまりお酒は強くないはずだけど,大丈夫だったかなあ.






2次会は学生だけで.すげー量のお酒と人が集まりました.
もちろん夜遅くまで(朝早くまで?)宴は続きます.






翌日,眠さに耐えつつ最終日の発表に挑みます.
えだごんべ氏は,自分とももこも参加した与那国島の調査について発表をなさっていました.







ももこが採集している様子も右下にうつっていますね.
ナンヨウボウズハゼを追いかけているところです.



 



ちなみに自分の発表はトリ前でした.写真は頂きものです.
眠さに負けず,無事終えることができました.






今年は人数が多く,100名越えだったとか.次回は長崎大学だそうです.
学部生が多くて参加しやすい雰囲気だったので,興味がある人は参加したらいいかもしれませんね.


Taiga☆ミ
燕先生も仰っていた通り,沖縄はまさに三寒四温.
いつものフル装備(ウェットスーツ+ドライスーツ)では少し暑くなってきました.



上の写真何が映っているか,お判りでしょうか?





もう一枚



正解はリュウキュウアユの遡上個体です.この日は上流から河口まで全て観て回ったにも関わらず,この1個体しか発見できませんでした.

それにしても,この異様な姿たるやどうでしょう?ユゴイやボラはしっかり親と似た形になってからやって来るのに,リュウキュウアユはこんなひょろひょろの姿で遡上してしまいます.

今年はどれくらいの個体が遡上し,そして産卵まで辿り着くのでしょうか.


おれんじ


先日,ファビさんのD論発表会がありました.

今回は人数がおおくて,2つの会場に分かれました.

 



発表前.先生が緊張しているのがわかります.




 



もちろん,ファビさんも・・・リラックスしてますね!!






肝心の発表はというと,のっけからモンガラさんが!
いい写真ですねえ.



 


対象魚の紹介では様々なモンガラカワハギ科魚類の写真が!
面白い形と派手な色彩,聴者のみなさんも目を奪われたはずです.
ハゼでは,こうはいきません.







そして,スライドの中にはモンガラを手づかみしている写真もありました.
次から次へと面白い写真が出てきて飽きません.
なにやら尾柄の模様が個体によって違うらしく,目視で識別可能だとか
(たぶんそんなことできるのファビさんくらいです)



 


圧巻のデータ量,面白いデータがどんどんでてきます.
まさに4年間の集大成でした.






最後ももちろんピカソ!
途中トラブルもありましたが,無事発表は終わりました.



 



質疑応答も活発で,多くの方が興味を持っていたように感じました.
なによりも,モンガラへの愛情が見て取れる面白い発表でした!!







ひとまず,お疲れさまでした!



Taiga☆ミ


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