琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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今年もコロナで追い出しができません・・・。
そこで、研究室でささやかにお昼を食べました。 まず、修了生・卒業生の挨拶、T紘→S太→H部→Wたる。 みんなでお寿司を食べました。 ただし一緒には食べず、各自の部屋に分散し、自分の机で食べました。 こんなお寿司です(カニ抜きバージョン)。 明日の学位授与式に出席できないT紘には、 ”研究室の卒業証書”と”エイのタイピン”を渡しました。 続いて、3月の誕生祝いも行いました。 今月は、T 実とS太です。 今年度最後の誕生祝です。 新年度、S太は社会人として、T実はM2として頑張ってください! 12人で分けたのに結構ボリュームがありました。 幹事D佑チョイスのケーキです。 来年は、これまでの様に追い出しができるといいなぁ。 つばめうお
沖縄県の非常事態宣言が解除された翌日、西表に行ってきました。
第一の目的は、水温データロガーの交換です。 出発当日は天候がいまいち・・・ コロナの影響で欠航便が多く、7:15AMの始発に乗りました。 慶良間上空を通って石垣へ。 心配していた海況は上々で、上原に入港できました。 着いた熱研は改装中でした。 1日中、工事関係者が出たり入ったり。 早めについたので、初日にデータロガーの交換をすることにして、 浦内観光の桟橋へ。 ところが・・・今日から再開した遊覧船は、お客さんが少なく午後欠航とのこと! 特別に遊覧船ではなく、ボートを出してもらえることになりました。 天候は最高です! 無事に渓流域、軍艦岩、観光船桟橋の水温ロガーを回収、新しいロガーに付け替えました。 最後に、河口に設置したロガーの付け替えです。 あのコンクリートの塊に水温データロガーが装着されています。 最干潮なので余裕でした。 その後、湿地に行き、 T紘が何やらごそごそ、 熟練の技?で何かを集めています。 珍しく、真っ赤な夕日が、ほぼ水平線に沈み、 あたりは闇に包まれました。 夕食後、時間待ちで祖納漁港で魚と戯れました。 釣れるのは、定番のミスジアカヒレイシモチに、 ユカタイシモチ、 そしてオキフエダイ。 時間をつぶしたのちに満を持して調査地へ とうとうニューギニアウナギ(650種目)を釣獲できました! ニューギニアウナギより、ヤエヤマキバナウナギにしたい顔つきです。 初日の調査は、大満足の充実した内容でした。 ところが翌日、急に強風が吹き荒れて船を出せず。 Y五郎さんが前日に釣ってきた魚を見せてもらいました。 チカメキントキ、マハタモドキ、キビレアカレンコ・・・羨ましい。 20kgぐらいのカンパチもいました。 この日は終日、強風と雨で何もできず。 しかも深夜にT紘がレンタカーでリュウキュウイノシシと激突! 怪我がなくて何よりでした。 3日目は天候が回復したので、 朝まで調査していたT紘が起きるのを待ち、祖納漁港で魚に遊んでもらいました。 いくらでも釣れてくるノコギリダイに、 イソフエフキ、 石組みの穴に入れるとカンモンハタ。 3本鈎に3個体・・・ノコギリダイ・ノコギリダイ・イソフエフキ。 ノコギリダイ・ヒメフエダイ・ヒメフエダイ。 イソフエフキ・ヒメフエダイ・タテシマフエフキ。 マトフエフキに、 メギスに、 (3月9日T河の送ってくれた論文で、ガンテンメギスであることが判明→651種目!) 良く引くと思ったらテンジクイサキ。 最後に大きなウケグチイットウダイでお昼の時間になりました。 今回やたらに遭遇したのがカンムリワシ、 途中までは数えていましたが、20個体以上いました。 あっ! 飛んだ。 最終日は朝から素晴らしい好天! これが2日目だったら・・・。 海もべた凪。 西表での傭船は、次の機会に持ち越しです。 今回の調査は、初日がすべてでした。 行きも帰りも上原港発着だったので良しとしましょう! つばめうお
こんにちはT紘です。
ついに本命の更新をする日がやってきました。 先日、日本動物分類学会のSpecies Diversity誌に日本初記録&北限記録となるウナギ属魚類の論文が早期公開されました。奇遇にも今回、早期公開された論文は全て研究室関係者のものでした。嬉しいですね。 その名も"ウグマウナギ"!! (学名はAnguilla luzonensisです)。 "ウグマ"は、沖縄の言葉で"ごま"を意味する言葉で、親の体色に因んでいます。 本記録は、シラスウナギによる記録のため残念ながらウグマ模様はありません... (いつか親を採りたいなぁ)。 ウグマウナギは2009年に記載された種であり、他のウナギ属魚類に比べ情報が限られていますが、本論文では現在分かりうる情報 (分散経路や推定された産卵場など) をまとめています。また、形態情報もまとめ、日本産ウナギ属魚類 (シラスウナギ) の同定キーを記述し、検索表も一緒に載せています。 論文は以下のURLからダウンロードできますので、ご一読いただければ幸いです! https://doi.org/10.12782/ 赤矢印が背鰭、臀鰭の始部です ざっくり同定キーを説明すると、尾部先端の脊椎骨状に密集した黒色素胞を持つこと、背鰭-臀鰭始部間の長さが全長比で14.7%以下であることから同定できます。残念ながらオオウナギと特徴が被っているため、DNAバーコーディングによる種同定が必須です。 オオウナギのシラスを見慣れているとぱっと見で怪しい個体がわかるので、怪しいと思ったらDNAをみてみると良いかもしれません。沖縄より北まで流れてる可能性かなり高いと思いますよ!! 各部位はこんな感じです。 ウグマウナギの頭部 色素が全く発現していない綺麗な個体です。ここだけ見てもわかりませんね。 背鰭-臀鰭間 見慣れてないとわかりませんかね。疑う心が大事です。 尾部 日本ではオオウナギとウグマウナギのみが尾部の脊椎骨上に密集した黒色素胞を持っています。 とりあえず最初は尾部の色素をチェックしましょう。 上の写真は、ぱっと見でウグマと同定できたので各部位の写真を撮っていました。 シラス調査始めたての頃はぱっと見で区別できなかったのに...成長したなぁ。 本研究は、九州大学のM岡先生をはじめ、E藤君、M重さんにご指導頂き、進めることができました。また、H比野さん、Iふえさんにもご助言を頂きました。ありがとうございました。 皆さんもぜひ "ウグマウナギ" と呼んであげてください!!
今年度の卒論発表は、変則です。
2月18日にポスターを各研究室前に張り出し、翌19日にZOOMで1分間スピーチ。 その後、各教員がポスターを見て回り、質問を貼り、学生はメールで回答します。 卒論発表期間19-23日という長丁場です。 H斗:”琉球列島におけるカンパチとヒレナガカンパチの生活史” 年齢査定と食性が主な内容です。 対面ならこうして発表していたはず・・・。 そしてコメントが貼られていきます。 すでに4人分のサインがありますね! Wたる:”沖縄島におけるヒメアイゴの生活史” オーソドックスな生活に加え、 アイゴ科魚類の最長寿命種の発見です。 対面でいろいろ話したほうが楽しかったと思いますが・・・。 さて質問には的確に答えられたでしょうか? H部:”沖縄島におけるナミダテンジクダイの生活史” 成熟しているのに口内保育個体が見つからない謎? 緊張の面持ち・・・。 さて、メールでの回答はいかに? 初めての試みが無事終了。 後は卒論の差し替えですね。 つばめうお |
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