さびしい研究室

こんにちは。J・Bです。
　
　研究室は、先日の卒業式以来、研究室を出て行くメンバーが去り、すっかりさびしくなってしまいました。
僕は、ついに院部屋のデスクを一つもらい、昨日引越しをしました。デスクがあるとちょっぴり先輩気分に浸れます。引き継いだのは、シモセ大先輩の使っていたデスクなので、今後は大先輩の期待を裏切らないように研究に励んでいこうと思います。
　
　私事ですが、昨日の晩沖縄を離れる友人を見送りに那覇新港に行ってきました。船が港を離れていくとき、甲板を走って船の最後尾まで来て手を振る友人を遠くから見ていると、ちょっと涙が出そうになりました（笑）。
　
　みな、それぞれの志を胸に抱いて旅立っていきます。そんな友人達、先輩達を見ていて、マスターに進学するとはいえ研究室に残り、変化の少ない自分も、気分を一新して、今まで以上に頑張らなくては、と思いました。旅立っていった先輩や友人に再会したとき、胸を張って自分の研究のこと、バイトや生活諸々について話せるように。さしあたって、4月からはマスターの研究を本格的に始めると共に、学部生で研究してきたジューマーに関する論文を執筆したいと思います。がんばるぞ～！！！！

それぞれの旅立ち

いよいよこの日がやってきました。卒業式、修了式です。
立原研からは、ドクター二人、マスター二人、学部生三人、研究生二人が新たなる一歩を踏み出しました。
この写真は、その類稀なる優秀な成績？と料理の腕前とキャラが評価され、学生代表として証書を受け取ったジューマーボーイ君です。研究室のみんなの期待を裏切り、きびきびと証書を受け取ってしまいました。この模様は、某公共放送のローカルニュースでも取り上げられ、めでたく、TVデビューを果たしました。
今回卒業した面々の中でも、K. C. Kotsunaga氏とは、同期の桜で、当初は私の英語力不足からコミュニケーションをとることもままなりませんでしたが、同じ研究室に所属することになり、彼の好きなロックミュージシャンやオートバイ、そして河川の魚類相などについてよく議論しました。また、近年はサンプリングをよく手伝ってもらい、非常にお世話になりました。
私事ではありますが、この場をかりまして、お礼を述べさせていただきます。
Thank you! Kotsunaga, Good luck!  そして、Pluck!!!!!!
閑話休題、式翌日の今日は、机の片付けやサンプルの整理が行われ、研究室内は一時非常ににぎやかでしたが、それもひと段落ついた現在、研究室には私一人という状況で、祭りの後のような一抹の寂しさがあります。先生もしきりに「この季節は苦手である」とおっしゃっておりましたが、居残り組の面々も同じ気持ちです。
しかし、別れ無くして出会い無し、居残り組の我々も、これから旅立つ彼らに負けることなく研究に精を出さねばなりません。気持ちも新たに頑張っていきましょう！
本部長★ミ

ウバウオだらけ

昨日、サンプリングに行ってきました。
北部の海岸で小型曳網を曳き、仔稚魚を採集しました。
もちろん目的はハゼの仔魚でしたが、一番多かったのは、ウバウオ科の仔魚でした。
写真は以前撮影したウバウオ科の仔魚です。
ハゼではないですが、なかなかキュートではありませんか？
現地では小さくてパッとしないのですが、「顕微鏡で見るときれいだよ」と言うと、ミミズハゼ氏は「人気が出ないタイプですね」と言いました。
どうなんでしょうか？

まえだけん

ゴマサバ

先々月，福岡に行った時のこと，スーパーで「ごまさば」と書かれた刺身を発見しました．

卒業論文

 
本日，無事卒業論文発表が終了いたしました．3人とも，すばらしい内容の発表で，先輩としても誇らしい気持ちで見守っておりました．これで今年度の立研は，あと2月27日のK. C. Kotsunaga氏の研究生発表と，3月の前田健・石原大樹が発表する「魚類の系統と多様性に関する国際シンポジウム」を残すこととなりました．あと少しで新年度が始まります．頑張っていきまっしょい
（て）
上の写真は卒論発表会における4年生3人の勇姿．

カジキ研究の大家

今日，カジキ研究の大家である先生が来所されました。以前，とある懇親会でお会いしてカジキの話をしたのですが，本日はわざわざ論文の別刷りなどを持ってきていただきました。身に余る光栄です。日本におけるカジキ学の権威といえば，3名の先生がいらっしゃるのですが，本日来所されたのはそのうちの一人です。カジキ類の仔稚魚では，世界的な研究者であります。話を聞くと，内田恵太郎先生に仔稚魚の研究に関する助言をいただいていたそうです。下瀬