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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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いいださんが書いてくれましたが、高知へ行ってきました。
土佐湾のシラスパッチ網サンプルを見せてもらいました。
当然、シラス(カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシ)が多いですが、
チェックしていくと他にもいろいろ混じっています。
というわけで、パラオに負けず、小物編を紹介します。



テンジクカワアナゴ。見慣れた顔にうれしくなります。
美しいです。



下あごの先のヒゲが残っていました。



サルハゼ属。
そういえば、サンエーで買ったチリメンジャコに入っていたことがありました。
以前にこの日記でも紹介しました(シラスのハゼ)。
シラスパッチ網には時々入るようですね。



イトヒキヨウジ。
ピンセットの先にあるのは、尾鰭近くから伸びている糸状突起の先端。



これが突起の基部と尾鰭。
体長に近いほどの長さの細い突起を持っているのです。
この稚魚の特徴から名づけられたのでしょうね。



アカシタビラメ。
頭に2本の伸長鰭条、そして消化管が飛び出しています(つぶれているわけではないですよ)。



異体類をもう一つ。ササウシノシタです。
眼が移動するスリットができかけています。
眼の移動は、かなり短時間で行われるそうです。



ムツ。
黒くてトゲトゲしています。



これも黒いです。マトウダイの仲間。あごが外れそうな顔。



ハガツオ。
高知なので、カツオが出ないかと期待していましたが、おしい。



良く見ると、消化管の中に目玉が見えます。
さすがサバ科。




ハダカイワシ科。種は分かりませんがいろんなのがいました。
だんだんハダカイワシ顔の共通点が分かるようになってきた気がします。



アカハゼ。
沖縄では見ないハゼです。



ちょっと育ったのも混じっていました。ヒゲが生えています。

土佐湾のシラスパッチ網のサンプルは、稚魚図鑑で調べると全く同じ魚が見つかったりすることが多く、新鮮でした。沖縄では正体不明な魚の割合が高いです。沖縄でも頑張らねばなりませんね。



おまけの大物。アカメです。



おまけの大物2。漁港でウキゴリ属を見るいいださん。
高知は4月下旬なみの気温だったようで、あたたかでした。

まえだけん



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コメント
無題
ムツやハガツオや異体類…昔学生時代に見慣れた魚たちです。最近稚魚を見ていないので忘れてきました。最近老眼になったし、大きなアカメのほうがいいなぁ。ところで…テンジクカワナゴのバーベル、どうして今まで誰も気がつかなかったのだろう。テンジクの稚魚であることが分からなかったからだろうか…。カワアナゴにバーベルがあるかどうかが気になる。道津先生の飼育した仔稚魚には無い。
【2013/03/19 09:44】 NAME[仔稚魚燕] WEBLINK[] EDIT[]


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