琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 チチブモドキを探すため、夜中に川の石をめくったりしていたら、ハゼの卵塊を見つけました。 捨てられたシャコガイの貝殻に産み付けられています。 それは、(光の角度によって見える)鰓蓋上部の空色ホクロがチャームポイントのイワハゼの卵でした。写真は卵保護個体ではないです。卵保護雄は、この写真の個体と違って鰭に鮮やかな黄色や赤色の模様があって少し派手でした。 イワハゼの卵は、これまで探しても見つかっていなかったのです。 ミミズハゼ氏が水槽で飼って産ませようとしていたこともありましたね。 卵は驚くほど細長い形で、卵塊はフワフワでした。 世界一、細長い形の魚卵かもしれません。 あるいは最も細長い動物の卵か、昆虫などにはもっと細いのがあるのでしょうか? 新年の初卵が初めて見るイワハゼ卵とは縁起が良いです。 まえだけん PR
無題
イワハゼは沖縄島でも産卵していたんですね。ちょっとびっくりです。西表の浦内川に行くと軍艦岩直下にたくさんいますが、沖縄島ではたまに見かける程度です(源河川のラバー堰下でよく見かけた記憶があります)。孵化仔魚は小型ですか?飼えそうですか?ワムシが緊急で必要な場合にはもらってきますよ。
無題
>世界一、細長い形の魚卵かもしれません。
Natureいきましょう(爆)
南方系
いいねぇ。
でも細長いのはある程度予想していたことで、 本当に驚いたのは、南方系のイワハゼが冬に産卵していたことです。
無題
へー面白いですね。南方系のハゼで冬に産んでるのを発見したのはイワハゼが初めてなんですか?ただ、冬に産卵していたからといって、夏にも産卵してないとは限りませんよね。ほぼ周年産卵するけどピークは夏、というパターンかもしれないし。今後のミミズハゼ氏の調査に期待します。
無題
夏にイワハゼを見ると元気に泳いでいますが,腹が膨らんでいたり,ペアで石の下に入っていたりするようなことはありませんでした.
5月くらいに採集して飼育した時もまるでやる気がありませんでした. マクブ的なパタンではないかと先生はおっしゃっていましたよ.
イワハゼ
沖縄の川で他に冬に産卵するハゼは、ヨシノボリ属、チチブ属、ミミズハゼ属など、温帯系の分類群ばかりです。それに対してイワハゼの属するウロハゼ属のメンバーで本土にいるのはウロハゼだけ、他は全部熱帯を中心に分布します。
今回は卵発見前にもお腹が大きいメスなどがいて、あれ、今頃?と思っていたのです。でもまあ、本当に夏に産んでいないかどうかは、今後のミミズハゼ氏の調査に期待したいところだね。
無題
コメントありがとうございます。確かにハゼは見た目で成熟度がだいたい分かるので夏には産んでないのかもしれませんね。こういうのを単におもしろいなあ~で終わらせずに、きちんとしたデータにするというのも大事だと思います。重ねて、ミミズハゼ氏の調査に期待します(笑)
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