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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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 ハゼの卵を採集すべく、再びフィールドへ行ってきました。


↑全く関係ありませんが、クモウツボ パイプの中に隠れていました。
 
 今回の調査では、1卵塊のみ発見できました。卵は、前回クロヤハズハゼの卵をを見つけた石と同じ石に産み付けてありました。しかもクロヤハズハゼが産んでいました。クロヤハズハゼにとって非常に良い石、あるいは環境だったのかもしれません。ひょっとしたら順番待ちをしているのかも
今回は、大きな容器を持っていったので石ごと持ち帰ることにしました。
 

↑親


↑石に付着している卵 うまく育ってくれるといいんですが・・・
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先日、久しぶりに流下仔魚の採集をしました。
川にプランクトンネットを設置し、上流側で孵化した仔魚を採集するのです。

bf322955.jpg

























a8add8e4.jpg
























 
イッセンヨウジとハゼ亜目の孵化直後の仔魚が採れました。
 
赤矢印で示したものは、特に未発達な状態で孵化するハゼたちの仔魚で、その多くはカワアナゴ属です。オタマジャクシ型で、まともな眼や口はまだありません。大量に採れました。
青色はヒナハゼの仔魚、黄色はミミズハゼ属の仔魚。これらはちゃんとした眼と口を持っています。周りには、カゲロウやユスリカの幼虫、エビのゾエア幼生などが写っています。
 
カワアナゴ属の仔魚は全長1 mm強ですが、3年生のM岡くんは「えっ、これで1 mmもあるんですか?」と言いました。1 mmといっても頭の先から尾の先までの長さであり、この写真ではっきり見えている「オタマジャクシの頭」部分は0.3~0.4 mmしかないので、無理もありません。
 
泥や落ち葉の欠片にまぎれた0.3 mmを見逃さないソーティングを心掛けたいですね。

まえだけん


涼しくなりました。
サシバがやって来て、北部ではオオシマゼミが「カン・カン」鳴きまくりです。
秋ですね。

さて、水中では、

e6800269.jpg

























c25991fd.jpg

























上は、夏には小さく地味だった、ナンヨウボウズハゼ属の雄。
きれいな婚姻色になって、活発に求愛行動をしていました。
下は同種の雌。立派になってきました。
 
沖縄の川は近年フィリピン化しつつあるようで、
南方系の魚を見る機会が増えています。
こういった南方から運ばれて来る魚にはなかなか冬を越せない種もあるようで、
秋にようやく成熟、産卵するものの、冬には見られなくなったりするのです。
 
最近では、これも沖縄の秋の風景です。

まえだけん
こんにちは!J・Bです。
昨日のお昼は泡瀬で仕入れてきた鮮魚をみんなで頂きました。最近は夜バイトが入ってることが多く、研究室でご飯を食べる機会が少なかったので、食材があるときには昼からでも魚料理を作ろうと思っている今日この頃であります。
さて、昨日はコチを購入したついでにめったにお目にかからないマツダイと、刺し網で大量に上がっていたギンガメアジロウニンアジを買ってきました。マツダイは漂流物に着く習性があるそうで、見た目はパッとしない小汚い魚です。これをカッコイイという声も若干聞こえてきましたが、僕は全くそう思いません・・・

このあたりでマツダイの写真でも出すべきなんでしょうが、あいにく写真を撮りそびれてしまい、調理後の写真しかありません。 
  
しかも、箸をつけてしまったあとの写真しか・・・

まあ、写真のことはさておき、このマツダイ、意外と美味かったんです!!
見た目はあんなにグロいのに身はとってもキレイで、刺身にすると柔らかく上品でクセの無い味。半身はムニエルにしたのですが、こちらもなかなかイケました。


一方、すっかり脇役になってしまったギンガメアジとロウニンアジ。それぞれ3個体ずつ買ってきて刺身と塩焼きにしました。塩焼きはそんなにアジが違わなかったのですが、刺身はギンガメのが美味い、という意見が多く出ました。確かにギンガメのほうが身が締まっており、食感が良かったのですが、僕はロウニンのほうが甘みがあって美味しかったように思います。いずれにしてもサイズが小さかったので脂が乗っておらず、あっさりした味わいでした。

なんだかんだ言っても、この日一番の収穫はマツダイが美味い魚であるということを発見したことでしょう。人も魚も見た目によらない、ということなんでしょうかね?
ねっ?ミミズハゼさん!!


 産卵調査に行ってきました.こんなところに卵が?と思うかもしれませんが,僕が今持っている石には,クモハゼ属の卵がついていました.この魚,なんか違う・・・,でも,クモハゼだったらがっかりだ(よく見かけるので)と思い,それに,石が大きすぎて持ち帰れない.どうすべきか?と悩んだ末,卵をピンセットで剥ぎ取って持ち帰ることにしました.「ごめんなさい.」と思いつつ,親魚も一緒に持ち帰りました.
 同定した結果,どうやら,“クロヤハズハゼ”ではないか?と考えられました.卵が発見されたのは初めて.剥ぎ取った卵は,やはり,大半が死んでしまいました.この方法は,無謀でした.皆さんは,絶対真似しないでください.それにしても,惜しいことをしました.
 でも,よく見ると,無事な?卵も残ってるようです.これらの卵が,無事に孵化し,孵化仔魚を拝めることを祈りましょう.
 ちなみに,クモハゼは,浮遊期になかなか面白い形態変化をします.でも,飼育するのは難しいです.きっと何か関係があるのでしょうミ☆(ミミズハゼ)


よしおは,顕微鏡でソーティングを.まさおは,顕微鏡でスケッチを.


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