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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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4年生の屋敷君に指導するJ. B.

 4年生は、“ゼミナール”という授業をとらなければなりません。我々の学科では、数少ない必須科目の一つです。このゼミは、過去に公表された英語の論文を紹介するというもので、かなりの労力を要します。10ページ程度の英文を理解できるまで熟読し、さらに、その内容に関連する情報を自分で収集しなければならないのですから、誰もが苦戦する授業の一つです。屋敷君は、現在、就職活動で忙しいらしく、僕が数える限り、今年度に入って今日が5度目の来室で、ゼミの準備に大変苦労しているようです。そこへ立ち上がったジューマーボーイ日曜日にもかかわらず研究室に来て、よほど何かやりたい仕事があったのでしょうが、長い間後輩の指導に時間を費やしていました。これこそ、よき研究室のあり方なのではないでしょうか?「後輩の指導も自分の仕事のうち」。J.B.がそのように考えていたら、これ以上のことはありません。学部生のJ. B.に熱心に指導した同期のティラピア野郎が残した産物と言えるでしょう。そして、今のJ. B.の背中を見て、後輩達が育っていったなら、研究室はいっそう盛り上がっていけるのだと思います。
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皆さん、GW(ゴビー・ウィーク)はいかがお過ごしでしたか?

僕は、フィールドへ出ることもなく、おとなしく過ごしていましたが、

飼育室のミミズハゼ属水槽を掘り起こして、ハゼとふれあいました。

ミミズハゼ属は普段砂利の中に潜っているので、飼育しているとはいえ、

姿を見ることはめったにありません。

それでも、水槽掃除がてら、たまに掘り起こすとちゃんと成長しているのです。

上の写真は、2月21日にこの日記で紹介した仔魚が育った個体です。

予想とは全く異なる形態に、驚きましたが、これはこれで興味深い。

他の種(下)も順調に育っていました。

成長がとても楽しみです。 まえだけん  ミ☆

F4.jpg
















D2.jpg
















C1.jpg
















↑ 「きれいな魚だと思いますよ!」 と吉田くんは言いました。
こんにちは!J・Bです。
昨日の出来事を報告したいと思います。

昨日も市場に行ってきました~。泡瀬、与那城と二つの漁港を回ってきたのですが、天候が良くなかったせいか、どちらの漁港も水揚げ量が少なかったです。しかも、どちらの漁港でもコチは水揚げされておらず、標本を購入することができませんでした・・・

普段なら意気消沈、というところですが、昨日は泡瀬漁港で漁連の方から沢山魚を頂き、ウキウキして帰ってきました!
頂いた魚はツバメコノシロ、スズメダイ(?、同定せず・・・)、テリエビス、オジサン、ヤミハタ、ツムブリ、そしてなんと!ヒブダイ、シロクラベラ、キビレアカレンコといった高級魚、さらにタイワンガザミ!

あまりにも沢山頂いたので、お昼には調理しきれず、いくつかを選んで料理しました。
まずは、

上から順にツムブリ、ヒブダイ、シロクラベラの刺身。
どの魚も小ぶりでしたが、なかなか美味しかったです。特にシロクラベラは身に甘みがあって美味しかった~!

そして次は

ヤミハタのアクアパッツァ。アサリとトマトの出汁が利き、仕上げにベランダで栽培したバジルで作ったジェノベーゼソースで仕上げました。しかし、ヤミハタのポテンシャルが低いので、そこそこの味・・・

オジサンたちはとても綺麗に料理してあげました。

こちらはオジサンの香草焼き。一度小麦粉を着けてフライパンで焼き、トマトの鱗を載せてグリルで仕上げました。お腹にはベランダで栽培したタイム、ローズマリー、そしてニンニクを詰めてあります。こちらも仕上げはジェノベーゼ。バイト先でこのような香草焼きを出していたので真似してみました。とっても綺麗に仕上がったのですが、所詮オジサン・・・実質がやわく、イマイチでした。

そして、こちらは和風!

キビレアカレンコの塩焼きです。鱗、内臓を処理したあと塩を振り、しばらくキッチンタオルで水気を切ります。
そして各鰭が焼け落ちないように塩を多めにつけてグリルで焼き上げました。
さすが「タイ」です!最もシンプルな一品ですが、味としてはこいつが一番美味しかったです。

そして、最後に

タイワンガザミのトマトパスタ。こちらもバイト先で出している料理を参考に作りました。
しかし、研究室にはブランデーが無かったので、ラムのような味わいの黒糖焼酎「まんこい」と、赤ワインでカニをフランベ。予め作っておいたトマトソースと合わせ、カニの旨みを引き出しました。麺が300gもあったので若干ソースが少なかったのですが、なかなかの味となりました。

というわけで、GW最終日の昨日は、実に豪華なランチを研究室で頂きました。合掌★
園芸部が栽培中のシソに“チャノホコリダニハダニ”がついてしまったそうです某農業関係の会社で働いている卒業生のM野さんによると、これらのダニは害虫であり、植物の成長を妨げてしまうそうですちなみに“チャノ”の由来は、“茶の”なんだそうです。ここは、園芸部部長の出番ですねアルコール消毒にトライ

 
ジューマーボーイは、ウィスキーを両手になぜかとってもうれしそう。なぜ研究室にウィスキーがあるのかって?きっと天がダニ退治のために我々に与えて下さったんでしょう。


白い点に見えるのがチャノホコリダニです。


快晴の沖縄をバックにグビッとやってるわけではありません。口に含んでいるだけです。


ウィスキーの霧吹き攻撃!これで元気になりますようにミ (ミミズハゼ)


こんばんは!J・Bです!
今日はオビブダイ(1次雄)を入手しました。
こいつに肝臓が残っていたので、肝臓をお酒と塩で蒸し、酢味噌と合わせて刺身の酢味噌和えを作りました。

漁師さんから聞いた話ですが、オビブダイは、八重山でグンジェーナビィという方言名があるそうです。グンジェーとは、昔の通貨で一文銭、ナビィは「ナビィの恋」という映画があったように、沖縄の女性の幼名です。つまり、とっても失礼な名前なんですね・・・

んで、今日のナビィは女の子ではなく、女の子のふりをしている男の子でした。オビブダイなど、ブダイの仲間では、生まれつきの小型な雄(一次雄)と、雌から性転換した体の大きい雄(二次雄)がいます。二次雄は群れの中で体の大きい雌が性転換して、ブダイ特有の派手な体色となり、ハーレムを所持します。一方一次雄は、雌と体色が同じで、産卵の際、雌のふりをして本物の雌に近寄って精子を放出するスニーキングをすることが知られています。今日のナビィちゃんはお腹を開けてみたらキ○タマがついていて、一次雄であることが発覚しました。どんだけ~。

そして、下の写真がナビィの成れの果てです。

市場でも価格の安いオビブですが、酢味噌と肝のうまみでとっても美味しい肴になりました!
ホントです!こりゃあ、立派にツマミですよ!
そんなわけでブダイに対するイメージの変わった一日でした★
卒業生のK. C. Kotsunagaさんがヤシの実を持ってきてくださいました。ハワイの親戚宅から送られてきたそうです。早速ココナッツミルク作りに挑戦


J. B.シェフは現地人のように見事にヤシの実をさばいていました。


ココナッツジュース。ヤシの実からは、こんなにも汁が噴き出しました


実の内側に層状に形成される白い固形胚乳をミキサーにかけ、先ほどのココナッツジュースと混ぜて漉し、出来上がり味はなかなかだと思いますが、好き嫌いがあるようです。


3つのヤシの実から1.5 L近くのココナッツミルクが出来上がりました。こんなに作ってどうすんの
しかし、とある場所では1,000円近くするようです。
ウミヘビからヤシの実まで食す。こんな研究室は他にないかもしれませんねミ


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