琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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沖縄県の非常事態宣言が解除された翌日、西表に行ってきました。
第一の目的は、水温データロガーの交換です。 出発当日は天候がいまいち・・・ コロナの影響で欠航便が多く、7:15AMの始発に乗りました。 慶良間上空を通って石垣へ。 心配していた海況は上々で、上原に入港できました。 着いた熱研は改装中でした。 1日中、工事関係者が出たり入ったり。 早めについたので、初日にデータロガーの交換をすることにして、 浦内観光の桟橋へ。 ところが・・・今日から再開した遊覧船は、お客さんが少なく午後欠航とのこと! 特別に遊覧船ではなく、ボートを出してもらえることになりました。 天候は最高です! 無事に渓流域、軍艦岩、観光船桟橋の水温ロガーを回収、新しいロガーに付け替えました。 最後に、河口に設置したロガーの付け替えです。 あのコンクリートの塊に水温データロガーが装着されています。 最干潮なので余裕でした。 その後、湿地に行き、 T紘が何やらごそごそ、 熟練の技?で何かを集めています。 珍しく、真っ赤な夕日が、ほぼ水平線に沈み、 あたりは闇に包まれました。 夕食後、時間待ちで祖納漁港で魚と戯れました。 釣れるのは、定番のミスジアカヒレイシモチに、 ユカタイシモチ、 そしてオキフエダイ。 時間をつぶしたのちに満を持して調査地へ とうとうニューギニアウナギ(650種目)を釣獲できました! ニューギニアウナギより、ヤエヤマキバナウナギにしたい顔つきです。 初日の調査は、大満足の充実した内容でした。 ところが翌日、急に強風が吹き荒れて船を出せず。 Y五郎さんが前日に釣ってきた魚を見せてもらいました。 チカメキントキ、マハタモドキ、キビレアカレンコ・・・羨ましい。 20kgぐらいのカンパチもいました。 この日は終日、強風と雨で何もできず。 しかも深夜にT紘がレンタカーでリュウキュウイノシシと激突! 怪我がなくて何よりでした。 3日目は天候が回復したので、 朝まで調査していたT紘が起きるのを待ち、祖納漁港で魚に遊んでもらいました。 いくらでも釣れてくるノコギリダイに、 イソフエフキ、 石組みの穴に入れるとカンモンハタ。 3本鈎に3個体・・・ノコギリダイ・ノコギリダイ・イソフエフキ。 ノコギリダイ・ヒメフエダイ・ヒメフエダイ。 イソフエフキ・ヒメフエダイ・タテシマフエフキ。 マトフエフキに、 メギスに、 (3月9日T河の送ってくれた論文で、ガンテンメギスであることが判明→651種目!) 良く引くと思ったらテンジクイサキ。 最後に大きなウケグチイットウダイでお昼の時間になりました。 今回やたらに遭遇したのがカンムリワシ、 途中までは数えていましたが、20個体以上いました。 あっ! 飛んだ。 最終日は朝から素晴らしい好天! これが2日目だったら・・・。 海もべた凪。 西表での傭船は、次の機会に持ち越しです。 今回の調査は、初日がすべてでした。 行きも帰りも上原港発着だったので良しとしましょう! つばめうお PR
今年度の卒論発表は、変則です。
2月18日にポスターを各研究室前に張り出し、翌19日にZOOMで1分間スピーチ。 その後、各教員がポスターを見て回り、質問を貼り、学生はメールで回答します。 卒論発表期間19-23日という長丁場です。 H斗:”琉球列島におけるカンパチとヒレナガカンパチの生活史” 年齢査定と食性が主な内容です。 対面ならこうして発表していたはず・・・。 そしてコメントが貼られていきます。 すでに4人分のサインがありますね! Wたる:”沖縄島におけるヒメアイゴの生活史” オーソドックスな生活に加え、 アイゴ科魚類の最長寿命種の発見です。 対面でいろいろ話したほうが楽しかったと思いますが・・・。 さて質問には的確に答えられたでしょうか? H部:”沖縄島におけるナミダテンジクダイの生活史” 成熟しているのに口内保育個体が見つからない謎? 緊張の面持ち・・・。 さて、メールでの回答はいかに? 初めての試みが無事終了。 後は卒論の差し替えですね。 つばめうお |
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