琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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お久しぶりです。
忙しさにかまけて日記をサボりにサボっていました。まぐろ男の山内です。 年末の修論最終発表会から論文執筆、発表、水研センターへの研究報告など色々ありましたが、いきなり終了式に話が飛んでしまうのをお許しください。 さて 先日、こちらの三人はなんとか無事に修了式を迎え、それぞれ別々の道を歩み始めました。 たった2年という短い間だったけど、中身の濃い時間を過ごすことができました。 他大学から大学院にやってきて、最後まで頑張ることができたのも、切磋琢磨し合う仲間がいたからだと思います。 もちろん! 漁船にのってサンプリングをするという無謀な研究計画を快諾し、最後の最後まで面倒をみてくださった立原先生がいなければ、このような素晴らしい仲間たちと出会うこともなかったでしょう。 ありがとうございました。 最後の追い出しでは、このような素敵なデザインのTシャツもいただき 感動した! もう思い残すことはありません。 明日からは心機一転、社会人としてデビューすることになりますが、立研卒業生としての名に恥じない仕事ができるように頑張って参ります。 ちなみに、勤務地は 沖縄県水産海洋研究センター石垣支所に決定しました。 震災によって日本中が大変なことになり、予想もしないところでその影響が出始めているところですが、それぞれがそれぞれの場所で本来の生活を取り戻すために頑張ること、それが被災地の復興につながると信じています。 それでは、またいつかどこかで会える機会を楽しみにしています。 みさき 昨日、ヨコシマイサキの標本を解剖しました。
ヨコシマイサキはこんな魚です。川の淡水域に住んでいます。
平べったいトゲトゲした魚ではありますが、なかなかチャーミングです。
自転車のカゴに産み付けられたテンジクカワアナゴの卵塊。これもとても小さいです。
ちょっと前にパソコンの下に住むテンジクカワアナゴも紹介しましたが、本来清流の魚であって、ゴミが好きなわけではありません。 どちらもわりとオープンな産卵巣に卵を産みつけ、親が卵塊を守っています。
ヨコシマイサキはそんな巣から卵をしつこく奪って食べていたのでしょう。悪いヤツめ。
たまには雑魚を見てみようと思ったのですが、結局最後はハゼでした。
まえだけん
先日,隣の研究室,魚類学の大先生の最終講義がありました.
タイトルは,“明治前琉球生物学史 琉球列島産動物および植物研究の曙” 先生が魚類学のみにとどまらず,幅広い知識を持っていることを改めて実感しました. 船の大きさ,航海経路,乗船していた人物までありとあらゆる情報が整理されていて, 「そこまで調べますか!!」と言いたくなるような内容でした. 私(たち)が惹かれてしまうのは,やはり魚の話. 特にミミズハゼを記載したGillが出てきたときは興奮してしまいました. GillはMorrowが持ち帰った標本をもとにミミズハゼやヨシノボリなどを記載しています. Morrowはペリーと一緒に日本にやってきたんですね. そして,ペリーとは仲が悪かったらしい... ところで,昔,Luciogobiusとはどんな意味だろうと思って調べたことがあります. Lucioには明るいとか光というような意味があるようです. このニョロニョロと夜に活動するハゼに光とは,皮肉で名付けたのではないか? と首をかしげて隣の研究室の同級生に漏らしたことがありました. その同級生が親切なことに先生に聞いてくれたところ, Lucius=カマスという意味があり,転じて長いという意味でも用いるのだそうです. 記載文を読み返してみると,esociform(カマス型とでも言いましょうか)の文字. まさに歩く事典だと,感激した記憶があります. ミミズハゼはカマスハゼだったんですね. 「引退する気はさらさらない」とおっしゃっていました. 今後のますますのご活躍を祈っております. |
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