琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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こんにちは ほりべです.
突然ですが,魚類の生活史の研究のなかで,再生産の重要なキーとなる「成熟」の解析は必要不可欠なものです.今日はその作業をザックリと紹介したいと思います. 採集した魚から生殖腺 (つまり,卵巣と精巣です) を取り出して,ホルマリン等で固定した後... 様々な処理を経て,こんな感じのカセットにパラフィンで固めます. うっすらとクリーム色に見えるのが固められた生殖腺.このカセットにするまで,結構な時間を要します. 次に,これらのカセットをミクロトームという機械を使って5~10 µmほどの極薄の薄層切片をつくります. そして,この切片を約40℃のお湯に浮かべて,スライドガラスですくい取ります. それらをヒーターの上で1日にほど乾燥させて... 生殖腺の細胞組織を染色 (ヘマトキシリン・エオシン二重染色) .様々な薬品に一定の時間サンプルを浸します.生殖腺の成熟度合いによって,染まり方が異なるので,成熟段階を判断することができます. いっぽ君が買ってきてくれたキッチンタイマーが無駄にカワイイ 笑 染色された生殖腺切片.これを光学顕微鏡で観察してみると... こんな感じ.これはリュウキュウアユの卵細胞の組織切片写真. 油球や卵黄球,核が見えますね.立原研究室はフィールドで魚獲ってるだけじゃなくて,こんな細かい仕事もやってるんですよ! はい,以上,魚の生殖腺の解析とはなんぞや! というお話でした. ほりべ PR
最近朝晩が涼しくなってきました。でも昼は熱い沖縄です。
こんにちは M2のほりべです。 立研の秋いえば、新規加入個体たちの初ゼミ発表です。 毎年おなじみの光景ですね。 明日、第一回の本番のいふえ、まっきー がんばってーー。 (あ、新入り達の紹介は後日しますね) ほりべ
これで一旦、区切りとなる第20次西表調査に行きました。
初日 那覇空港から出発!20回の調査、すべてに参加したのはMM子だけです。 まずは、石垣島に向けてフライト。 石垣の離島桟橋から西表行の船に乗ります。予想外の上原欠航で大原周りです。そうか、もう北風が吹く季節になったんだ。 荒れていることが懸念されましたが、むしろ穏やか。白波の向こうに西表島が見えます。 西表入りした当日の夕方、浦内川河口に集合し、由丸で出船。船が出るときはいつも、今回は獲れるぞと思うものです。船一杯の刺網に鈴なりにサメが揚がってくるはず・・・。 浦内の採集場所に到着。 今回はMM子が投網に挑戦。うまく入れられるでしょうか?絡むこともなく無事に設置完了! 水質の観測を終えると、あたりはすっかり闇に包まれていました。空を見上げると、浦内川に沿うように天の川、空いっぱいに星が輝いています。 まずは腹ごしらえ。 揚網まで時間にゴマフエダイの採集です。今回は食いが渋い・・・。それでもMM子に釣れた縞模様が鮮やかな小型個体。 H田は活きボラの1尾掛けでサメだけを狙っていましたが・・・釣れたのはやはりゴマフエダイ。 待つこと数時間、いよいよ揚網です。期待に向けを高鳴らせて網を引き揚げますが、 今回は本当に貧果・・・。サメはおろか他の魚もまばらです。 2日目 2日目の午前中は、昨日獲れた魚を計測・処理しました。お昼になったので、まずは腹ごしらえ。いつも嬉しそうに食べるMM子とH田。 昼食後、船浦湾のヤーシ川で投網採集です。まずはスタート時に恒例の記念撮影。 行くぞ~。20ヵ月連続参加のMM子は、投網も上達しました。 美ら海のOK君は、シオマネキの撮影に夢中。 この日は大漁、ゴマアイゴ・ゴマフエダイ・オニカマス・ギンガメアジ。昨年あれほど頑張ってもなかなか獲れなかったゴマフエダイの加入個体がたくさん獲れました。年による加入量の違いが歴然です。 オオメジロの不漁に達観の境地を目指して瞑想中のMM子。今夜の延縄漁に期待です。 さて、夜が更けて再び浦内川へ。延縄漁です。 延縄に餌付中。 いざと投縄!しかし・・・これも惨敗。ロウニンアジのみでした。 3日目 昨日の魚を処理し、お昼ご飯。 MM子は洋服と同じ色のブレスレッドを購入しご満悦! この日は、サンゴ礁地でのサンプリングです。 カンモンハタ!MM子、さっそくサンプル入手に成功。 H田はアミマフエダイ!サンプルにはなりませんが楽しそうでした。 その日に夕食は・・・みんなが念願していた”初枝”です!財布は大丈夫だろうか? まずは乾杯!運転手はノンアルコールです、やれやれ。 そして待ちに待った”島魚の握り” コウフ・アカマチ・ミジュン・セーイカ・オオタニワタリ・マグロ・マキエビ・シャコガイ・玉子・海ブドウです。好評だったのはコウフ(セダカクロサギ)とシャコガイでした。2人の笑顔をご覧あれ。 追加でヒーチ・ビタロー・ガーラを1貫ずつ注文しました。ヒーチはキントキダイ、ビタローはハナフエダイでした。 4日目 最終日はサンプルをパッキングして送付。1時間だけ白浜にドライブに行きました。リゾート気分の2人です。 今日も上原欠航なので上原港でバス待ちの朝食。 昼は石垣港で食べました。いつもの店がいっぱいで初めて入る奥の店。 締めは石垣空港でフルーツクラッシュ?とカフェオレ。後半は食べているシーンばっかりです。 保安ゲートに向かい、 一路、那覇に向かいます。これで西表調査は一段落です。 今月末には、眼下に見える宮古島調査が控えています。 Platax teira
1・3研修に行ってきました。うちの研究室からは、IF映が参加。誰か雨女がいるのか・・・雨の中、泊に集合。送ってくれた2年生のGS堅君、ありがとう。
3年生が約30名、1年生が18名+教員3名です。雨の中、大量の荷物を持って乗船。 フェリーざまみで、阿嘉島 経由で座間味に入りました。座間味も雨・・・歩いて阿真ビーチの宿舎へ。徒歩約20分。 宿泊先は、5棟のコテージです。 中はこんな感じ。2段ベッドの上下各3名の6名部屋です。冷暖房にシャワー、冷蔵庫にガスコンロ付きでした。 荷物整理後、雨の中でドッジボール(写真ありません)。終わって自由時間に釣りをしました。IF映は、ルアーでカンモンハタを釣っていました。 夕ご飯はBBQ、雨なのでビーチは無理。屋根のある6畳ほどのところに50名がひしめき合って食べました。 外は相変わらずの雨。屋根のないところに出ると、びしょ濡れです。寒い・・・。 押し競饅頭のようにして、肉が焼けるのを待つ面々。 ご飯が炊けておにぎりも到着。それにしても寒い。みんな服装を間違えています。 1ラウンド目の肉と焼きそばが終わり、一段落。 2ラウンド目、3ラウンド目に入りほぼ全員お腹が満ち足りてきました。 IF映が、釣ったカンモンハタの味噌汁を作りました。寒いので大好評でしたが、熱いみそ汁をプラスチック容器に入れた学生たちに一大事。カップが溶けて縮んでいく・・・。 迷い込んだ黒猫とわわむれるIF映。 BBQ後は、何と本当に研修!2時間3年生がPPを使って話をしてくれました。 翌日は快晴! 退所前にみんなで記念撮影。 今日は空も海も真っ青!港に歩いていく途中で記念撮影しているところを横から狙いました。 帰路もフェリーざまみに乗船。 天気が良いので眺めも最高です。 2時間後、無事に泊港に入港。 年次長の2名、ご苦労様でした。解散。帰りもまた2年生のGS堅君に送ってもらいました。ありがとう。 燕魚
福地ダムのサンヌマタ川のリュウキュウアユを計数してきました。メンバーは、HべぇとIF映。出陣前の元気な二人。
台風で比較的大きな出水があったのか、河川景観が大きく変わっていました。こんな大きな木の瘤が流れ着いていました。 リュウキュウアユの計数結果は、3956個体。随分減りました。この日は、なわばりをもっていても追いが悪く、友釣りで釣獲できたのはわずか1個体でした。 計数が終わって休憩のときに現れたキノボリトカゲ・・・。 あっさりとIF映に捕まり、 しばし、みんなの”おもちゃ”にされていました。 解放されると、困り顔で森に逃げていきました。 帰りの船でダムサイトへ。 ダムの貯水率は、94.2%。 燕魚 |
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