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琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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今年度も西表調査が始まりました。
着々と埋め立てが進む那覇空港を離陸・・・天候が心配です。



4月は順調に運航していたはずの上原行が欠航!大原周りになりました。
それほど波が高いとは思えないけでなぁ。



熱研の庭に、イリオモテランが咲いていました。



初日、午後5時に出船。
まずはアトク島沖で採水です。



その後、浦内川での調査開始、今回は何やら秘密兵器が投入される様子です。
美ら海のR偉さんが東大のM本さんの指示のもと秘密兵器をセッティング。



全員、興味津々でモニターを覗き込みます。



この後、川を遡上して真っ暗になるまで、ひたすら水質観測→採水の繰り返しです。


 
2日目、西表とは思えない寒波の中、あまりに魚っ気がありません。
オオメジロザメを呼び出すため、こんなものを秘密兵器の前に設置してみました。
サンマの塊・・・結果は空回り。



予備日、なぜか突然、天候が回復!
Y五郎さんに頼んでツノザメのサンプリングのため
「Yama-Pikara」に乗せてもらいました。



船は一路、沖を目指します。



とりあえず水深400mに投入!
ラインは550mまで出て着底です。



最初はウチワフグ、



小型のハマダイなどが揚りました。



「今日は深いところまで棚が取れるから500mまで行こう!」
Y五郎さんの判断で船はさらに深場を目指します。
水深500mに着底するには・・・ラインは800m出ます。



そこから上がってきたのは!
2種類のツノザメでした。

たぶんこれがフトツノザメ?
今、検索図鑑を見ていたら・・・背鰭前縁が白いのはツマリツノザメらしい???



そして、これがトガリツノザメ?→これがフトツノザメでした(後日談)



頭を比べてみると・・・
ツマリツノザメと、



トガリツノザメ??→フトツノザメ!



上から見ると、こんな感じです。




う~ん・・・DNAだな。

おまけに、こんなものも釣れました。
全長1200㎜のハマダイです。



この日は3個体のツマリツノザメらしきもの、
5個体のトガリツノザメらしいものを採集しました。
港に戻って・・・ツマリツノザメと一緒に。



突然の冬に様な気候にも拘わらず、
いろいろな花が咲いていました。
真っ赤な花に、



こんな花に、



定番の花。



タビビトノキも花のようなものを付けていました。



色とりどりの実もなっていました。
黄色に、



赤紫に、



黒!



4月の西表調査が無事に終わりました。
学生がいないと写真を撮らなくなります。
次回はオオメジロザメの定期捕獲調査です。


Platax teira


 


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はじめまして!4年次のT紘です。

研究室配属から9か月, 満を持して筆をとらせていただきます.

新年度になり初めてのサンプリングです.




なんとこの日はIF映大先輩, 鈴K様, S太と僕の4人体制‼ 

とても豪華です.

というのもこの日は朝7時半に出発し, 翌日の5時に帰宅するハードスケジュール

ハードですが4人もいれば大丈夫…なはず

まずは名護の市場です



魚をメモする鈴K様

細長い‼けどダツじゃない…

しかし, ボラとガーラは購入できました.



お次はボラ釣り

仕掛けが悪くなかなかつれない鈴K様

ここでIF映さんの助け舟 (俗に言う接待フィッシング)

 

初めてのボラ

鈴K様も満足気です.

この後はさらに北上



ダツの名所で鈴K様のサンプリング

噂によると2匹釣れたらしい.

僕はこの時近くの川で石を転がして遊んでました.

そして時は流れ数時間後 (写真を撮り忘れました).



ドーン‼

本命のオオウナギです.しかも, かなり銀化しています.

IF映さんの手柄なのに平然と自分が捕ったかのように振る舞っています (僕)



S太も初のオオウナギゲット!

かなり嬉しそうです

この日はこの2匹のみ

3時間も川を登り続けてこの結果は渋いですね…

あれ?一番捕らないといけない人が捕ってない?

次はもっと頑張ります…

I井先生が東京湾で採取してきました。

ラブカ2個体。1個体は雌、もう1個体は雄でした。
怪獣です・・・魚とは思えません。



もうひとつギンザメも魚とは思えない顔つきです。
これは雄でした。



釣りたいな~。


Platax teira




今日の弁当箱は、新しい布に包まれています。
魚柄です。AY子、ありがとう!

 


Platax teira


新年度、少数精鋭?での卒論・修論スタートです。
福地ダムに着いたら予想を上回る大減水・・・貯水率38.3%です。
船にたどり着くのも大変です。



いざ出発!



サンヌマタ川の”入り口の標識”は、”山”のうえです。



歩く距離が長くなり、ただただ時間に追われました。
その結果、調査写真は1枚もありません。

計数を終えて弁当にありつけたIF映とS太、
D祐は一人で付着藻類の採集です(二人に見捨てられたらしい?)。



水底一面をアオミドロが覆い、刺網も投網もうまくゆかず、四苦八苦。
大きなフナが獲れました。



3時30分の撤収時間に遅れること20分・・・ようやく帰路につきました。



結構バテバテの1日でした。
次の調査までにまとまった雨が降らないと、5月が思いやられます。


Platax teira




平成30年度が始まりました!
今年度から学生層が一気に若返り、うちの研究室の原点を知らない雛燕ばかりになりました。
うちの研究室のバイブルが「稚魚を求めて」であることを知ってる学生はもういません。
もしかするとこの本自体を知らない子燕がいるかもしれません・・・
読んだことのある人いますか?



さらに、うちの研究室が目指している目標が
「朝鮮魚類誌」であることを知っている学生は、皆無だと思います。



恐らく今いるすべての子燕が、これ何?と思ってることでしょう。
ましてや、内容を知る子燕は、一人もいないでしょう。

研究室設立時に立てた研究室の最終目標は、「琉球魚類誌」です。

学生たちが頑張ることによってうちの研究室は、絶えず動き続けてくれていました。
研究室発足以来、世代を重ねながらフル回転してきてくれた子燕が全員巣立ち、
研究室も大きく変わろうとしています。

満開だった寒緋桜も春の訪れとともに散り、今は赤い実がたわわになっています。



新しい研究室の出発です。
各自の卒論や修論を結実させることができるように、新年度も頑張りましょう!


Platax teira



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