琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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八重山調査から帰ってきました.おれんじうさぎです.
石垣空港の水槽にはフウライボラが泳いでいました. はやく大きくなって,主役の座をナポレオンから奪い取ってほしいものです. 初日の昼は石垣で調査地の下見.沢山いますね. 日没と同時に活動開始.初日は様々な所で稚魚をとりました. 川から上がったらサキシママダラ(?)がいました.轢かれないで生き延びるんだぞー 朝は市場へ(ボラが揚がっていないと知りながら) アミメフエダイ(あめりかー) ハマダイ 例のやつ オニハゲブダイ.沖縄島では某巨大市場以外で見たことがありません. オオフエフキ.S瀬さんに教えて頂かなかったら完全にスル―するところでした. 漁港の岸壁にはヒメツバメウオが群れていました. 色が出きっていない小さな個体はちょっとクロホシマンジュウダイに似ています. 昼はマングローブへ. 気温31度とは思えないほど涼しくて快適でした. 就職も研究もダメだったらマングローブヨガ教室でも開こうかと思います. ”あぁ,南に来たんだなぁ”と感じさせる種構成 上から,カマヒレボラ,フウライボラ,タイワンメナダ(種群) 種群ってスッキリしない呼び名ですね.何とかせねば... 過密スケジュールの中,次は西表島へ さっそくタイワンメナダがお出迎え オニボラもいました. 胸鰭をパタパタさせて泳ぐ姿は,ボラ愛好家ならずとも可愛いと感じるはず. ちなみに成魚はあまり可愛くありません(寧ろ怖い). 西表島の目当てはもちろんこのボラ,ヒルギメナダです. セダカクロサギも採れました. この後もかなりの数,投網を投げましたが,柔らかい足場と投網に絡む藻類で,思うようにサンプリングが捗りません....... ということで,日没後カヤックを使ってヒルギメナダを掬うことに. ガイドさん,夜起こしてごめんなさい.そしてボラ採りに付き合ってくれてありがとう! ヒルギメナダがホイホイ網に吸い込まれていきます. コボラは予想通りあまり採れませんでした. 上がヒルギメナダ,下がコボラ. ヒルギメナダは鱗が大きいので,上から見るとコボラというよりオニボラやワニグチボラに似た印象を受けます.昔はオニボラ属に含まれていたのも妙に納得しました. 最終日は魚を冷凍できないので,川に潜ってきました. よく判らないボウズハゼの仲間がいました. T河さんもDJもいないのでハゼのことを聞けなくて困っています.求,ハゼ好き. ”黄色いゴマフエダイ”こと,ウラウチフエダイ. 大きな個体から小さな個体まで,結構な個体数がいるようでした. 他にも縞々の魚や平たいハゼなどがいましたが,この川のスターはやっぱりナガレフウライボラ. 産卵はどこでするのかな... おれんじうさぎ PR
無題
うわぁ楽しそう!
最後のハゼはルリ、ルリ、ナンヨウボウズでしょうか ジャノメハゼの写真もアップしてください ウラウチ大きくなってる…?去年一昨年あたりに一気に入ったのかなぁ
無題
>さなだむし先生
やっぱりルリですか、、ちょっと例のボウズハゼ属の一種に似てるかなと思ったのですが。そういえばジャノメハゼには沢山出会いましたが、一枚も写真撮っていなかったです(ちーん) ウラウチは15cmSLほどの個体もいたので継続的に入って来ているのかも?
無題
”浦内川の軍艦岩からマリウドの滝までの地図を作成し、全流程の魚類生息状況図を作成する”というかねてよりの懸案を実行しないといけないなぁ。
無題
>燕先生
深い淵は一度スキューバで潜る必要がありますね。それにしても、一見餌が多そうには見えないあの環境に侵入する意味って一体何でしょう... |
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