琉球大学立原研究室の愉快な仲間達による日々の記録★ミ
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みなさん,こんにちは.
実に3ヶ月ぶりのおれんじうさぎです. 今日はボラではなくハタのお話です. そのハタとの出会いは,2017年7月19日. 私がまだボラを研究し始めて間も無い頃でした. とある漁港のセリ場で魚をみていたところ,ハナハタやタテスジハタに並んで黄色と紫のサイケデリックなハタが!! セリ時間が迫っていたこともあり,とにかく大慌てで仲買人さんに駆け寄り"あのハタをなんとしてでも競り落としてください!お金はいくらでも払います!" とお願いしたのを今でも鮮明に覚えています. その後色々調べたところ,このサイケなハタはミナミハタ Cephalopholis polleni というらしいこと,国内では水中写真以外にほとんど記録がないことなどが判りました. しかし,ボラですら遅筆のおれんじうさぎがハタの論文なんぞサクッと書ける訳もなく...ミナミハタは永らく美ら島財団の標本庫で眠っておりました. そして時は流れ2018年の魚類学会,当時鹿児島大学M村研の修士1年だったN村さん (ハタ科魚類の分類が専門) と出会い,共著論文としてこの標本を世に出そうということに. その成果が最近,魚類学雑誌の記録・調査報告として出版されました. 論文はこちらからDLできます (※フリーではありません) ↓↓ ハタ科魚類Cephalopholis polleniミナミハタの標本に基づく日本からの記録 N村さん,M村先生には大変お世話になりました. この場をお借りして,御礼申し上げます. これでミナミハタもひと段落か...そんなことを思っていた矢先,ダイビング部の後輩からミナミハタの水中写真が送られてきたではありませんか! これはもう行くしかない.ということで,6月中に出すと言っていた原稿をほっぽり投げてミナミハタ探しの旅へ出てきました. ドロップオフを泳ぐおれんじうさぎ 激流の断崖絶壁や海中洞窟を超えてたどり着いたその先に... い,いたーーーーーー! 感動のあまり,暫し呼吸を忘れて放心状態のおれんじうさぎ. ダイコンの残り潜水可能時間がどんどん減っていく中,夢中でシャッターを切りました. この一瞬のためにお金や体力, 時間...あらゆるものを犠牲にしましたが,一切後悔は無いと言い切れる旅でした. =======================おまけ====================== ミナミハタを探す道中にも色々観ましたが,同じ熱量で書いてしまうと長くなるので簡単にご紹介です. アルファスズメダイ ヤミスズキ カブラヤテンジクダイ ベニハゼ属の1種 (ベニハゼ属の1種-36?) シラタキベラダマシyg サクラテンジクダイ? ハタタテサンカクハゼ? "旗立て"つながりでハタタテハゼ オハグロハギ ハナアイゴ PR
無題
ミナミハタもですがヤミスズキ・・・いいですね。
カブラヤテンジクダイは存在さえ知りませんでした。最後にハナアイゴがついているのはD佑へのサービス?
無題
>燕先生
ヤミスズキそのものはあまり珍しく無いのですが,この個体は写真を撮らせてくれる良い個体でした. ハナアイゴは大ちゃんへ静かなメッセージ (プレッシャー?) です笑
無題
大ちゃんがんばれ!
無題
>燕先生
ヤミスズキそのものはあまり珍しく無いのですが,この個体は写真を撮らせてくれる良い個体でした. ハナアイゴは大ちゃんへ静かなメッセージ (プレッシャー?) です笑 |
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